どうもこんにちは!今日はニュースで騒がれている副業時代についてになります。これまで必要とされていなかった副業が、今後の会社員にどのような影響を与え、会社員の価値がどのようになっていくのかアウトプットしていこうと思います。
終身雇用制度の崩壊
世間では働き方改革~副業時代と昔ではなかった様々な変革が起きていますね!ではなぜ副業が推奨されて始めたのか紐解いていきましょう!
そもそも終身雇用ってなぜできた?
終身雇用制度とは日本の代表的な雇用制度ですね。定年まで生涯雇用しますよってメリットばっちりな雇用制度ですね。これは産業革命の起きた後、1940年代頃に自由な転職・労働が解禁され、その後1958年頃に今の形態になったとされています。
もともとは職人さんの早期転職がコストの観点からデメリットが強く、年功序列で賃金のUPやより良い優遇が受けれる体制を取り、長期雇用を促すようになった点が起源らしいです。その後に高度経済成長で大手企業などが、多くの労働力を確保するために運用されてきました。簡単にいうと、仕事めっちゃあるし高給与えるからうちで仕事しなよってことですね。
当時からメリットが多くより条件の良いところへと、大手を目指していた訳です。
日本企業の衰退~大手企業の早期離職
高度経済成長期の日本はご存知でしょうか?ものすごいんですよ!海外では東洋の奇跡と言われ、戦後の焼け野原からここまで成長した国は前例がないのですからね!
1964年の東京オリンピックや1970年の大阪万博などの影響もあって、1968年には国民総生産(GNP)が西ドイツを抜いて世界2位なんですからね!それは確かに東洋の奇跡ですわ。また平成元年の世界時価総額ランキングでも50社中32社の日本企業がランクインしてますからね。
しかし30年後の平成終わりの世界時価総額ランキングでは、50社中1社しか日本企業はランクインしていません。それもあのトヨタ自動車です。実はそれほどまでに日本の経済が停滞してしまっているのです。
さらに最近では日本自動車工業会の会長を務める、トヨタ自動車の豊田章男社長が、
雇用をずっと続けている企業へのインセンティブがあまりない
また経団連の中西宏明会長も、
企業からみると(従業員を)一生雇い続ける保証書を持っているわけではない
と相次いで終身雇用の継続が事実上、難しいことを発言しています。
時を同じくして日本の大手企業が、45歳以上の従業員対象に早期退職者を募りました。
- 昭文社
- コカ・コーラ
- キリン
- 日本ナム
- NEC
- エーザイ
- カシオ
- アルペン
- 千趣会
- 光村印刷(新村印刷)
- 富士通
ほとんど聞いたことのある企業ですよね。45歳以上となると中間管理職のなかでも高給な方がほとんどです。ここをカットすることにより大幅なコスト削減ができ、企業の体制の立て直しを可能にするということですね。
時代は大きく変化し、すでに雇用も守れないという時代になってしまいました。
年金受給額の減少
終身雇用崩壊のニュースの後には、老後の資金は2000万円必要という金融庁の情報が出回りました。要は少子高齢化が続く中、平均寿命も延びているので年金制度も現状のままでは担保できませんとのことです。ここは以前からわかりきってることなので、いまさらかよ…ってとこもあるのですが。
年金は崩壊するよりも受給額が減るってことなので全く受け取れないってことではなさそうですが、今から年金が下がり足りないことは明らかなので、自分で何とかしましょうということ。
この情報には様々なニュースで解釈されていますが、いずれにせよ個人資産を増やす必要はあるってことだと思います。それが金融商品の投資かなどは一旦置いておいて、今のままではこれまで通りにはいかないってことなんですよ。
だから政府は副業の解禁を数年前から進めていたんですね。すべては伏線があり、今は回収にきてる時期なんです。そんな時代を生き抜くために副業しろと。なんと残酷な通知なのでしょうか!ですが、これまでが守られ過ぎていたという点でもあるのかもしれませんね。
ともあれ時代の流れなので仕方ないでしょう。
今後の雇われ方
このような社会情勢の中、雇われ方は大きく変わっていくことが予想されると思います。45歳以上の方を離職させたい理由も、コストに見合う仕事をしていないからってことになるんですね?ということは、今後は価値がある方を残したがるのではないかと思います。
価値を仕事で置き換えると唯一無二のスキルです。もし自分が会社を運営するなら、単純に仕事ができる人を残しますよね。それほどシビアになります。AIなどもありえない速度で各業界に浸透しています。今後は労働力の確保に代わり、労働力の生産が増えるでしょう。
なので人がやる必要のない業務はAIへ、スキルある者は高給を払ってでも雇用し、他はアルバイトやパートの有期雇用でいいのではないかと思います。となれば多くのフリーターが増える時代がきそうですよね。
そんな時代を生ききるにはスキルを持つことが重要になります。要はスキルを切り売りするということですね。海外ではフリーランスが当たり前なのは、この点だと思います。
他には、収入源を分散させて稼ぎやすくするということでしょうか。大きな金額をいただくスキルも必要ですが、細かく分散させて稼げればハードルも下がると思います。もちろんスキルの安売りは禁物ですけどね。なにか必ず得意なことがあると思うので。
結果今後10年後は起業する方が今よりも増える考えられます。あくまでも私の予測にすぎませんが、ネット上ではフリーランスになるための情報も増えています。これは時代の流れと考えると、今から備えて何か行動を起こす必要があるのではないでしょうか?
最後に・・・
今は時代の大きな変革期を迎えています。これまでにない時代を生きてく中で、会社や国に依存せずに生き抜いていかなければならないですね。
大事なことはこれまでの常識は常識ではないってこと!
ホリエモンさんがよくおっしゃってる常識を疑えってことになります。
令和は激動の時代・・・がんばりましょう!
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